Premiere Proおすすめショートカット
- asobistudios1209
- 7月29日
- 読了時間: 5分
編集をする上で絶対に必要となってくる『ショートカットキー』。
数ある機能の中からよく使うショートカットを選定して、どこに配置するかで
これからの編集が爆速に効率化できます。
最初に設定しておけば、体が覚えてくるのでなるべく早く設定するのをお勧めしています!
そこで今回は、おすすめのショートカットキーをご紹介です!

自分のキーボードを確認してみよう!
そもそもWindowsとMac OSではキーボードの配置が異なるため、
自分のキーボードを確認してみて下さい!
パソコンによっても若干レイアウトが異なる場合が稀にあります。

ショートカットキーの設定方法
ショートカットキーは自分の好みの配置にカスタマイズが可能です!
具体的な手順は、以下の4ステップです。(Mac画面で解説いたします。)
STEP1:キーボードショートカット画面を開く
メニューバーの「Premiere Pro → キーボードショートカット」を選択します。
Windowsの場合は、「編集」をクリックして
「環境設定」から一つ上の「キーボードショートカット」をクリック!

すると、キーボードショートカットのレイアウトウィンドウが開きます。

ショートカットキーの種類により、以下の3色で色分けされています。
パープル:Premiere Pro全体で使用可能なショートカットキー
グリーン:特定パネル内で使用可能なショートカットキー
グレー:ショートカット未設定のキー
※結論、ややこしいので、パープルとグレーだけ覚えて使えれば全く問題ありません!
STEP2:コマンドを検索
まずは左下の検索窓から、設定したいコマンドを検索します。

STEP3:コマンドをショートカットキーに設定
表示されたコマンドをクリックし、ショートカットの列でもう一度クリックします。
すると、ショートカットキーを追加する、青い枠が現れます。
※すでに違うコマンドが登録されている場合は、バツボタンでリセットしてあげて下さい。

半角英数字入力モードにして、任意のショートカットキーを設定しましょう。
入れたい場所のボタンをクリックすると登録できます。
※下記のように警告が出た場合は、ショートカットが被ってしまっています!

その場合は、警告の出たキーに設定されているショートカットを
別のキーに設定し直してから、再設定しましょう!
STEP4:自分のカスタム設定として 別名で保存
初期設定と混同しないよう、設定したショートカットはプリセット保存しておきましょう。
「別名で保存」をクリックし、「プリセット名」を入力して保存します。


すると、次回以降はプルダウンから、好きなキーボードレイアウトを選択できるようになります!

おすすめのショートカットキー配置

編集を効率化するために、ショートカットキーを上記のように配置するのがおすすめ!
右手をマウス、左手でキーボード、最小限の指の動きで作業ができるレイアウトです。
ぜひ参考にしてみてください!
※ちなみにですが、下記は講師の村松のショートカットレイアウトです。

村松の場合、修行した師匠や編集ソフト、時代背景などで
初心者には若干お勧めできないレイアウトになっております。
配置より、意味や覚えやすさ重視です。 ご参考までに。
では1つずつ解説していきます!
1:編集点の追加
クリップにカット(編集点)を入れるコマンドです。

2:前の編集ポイントを再生ヘッドまでリップルトリミング
クリップに入れた編集点から、再生ヘッドまでをカットして縮めてくれます。
再生しながらカットしていくYouTubeなどの編集において多用すると効率的です!
わかりやすく言うと、再生ヘッドから左側をカットしてくれます!

3:次の編集ポイントを再生ヘッドまでリップルトリミング
クリップに入れた編集点から、再生ヘッドまでをカットして縮めてくれます。
わかりやすく言うと、再生ヘッドから右側をカットしてくれます!
Qの方がよく使うかと思います。

4:右へシャトル
いわゆる再生です。2回押すと早送りもできます。
ちょっとクリップを移動したい時に便利です!
講師の村松は、「J」「L」に入れています。「L」は再生、「J」は逆再生が可能です。「K」は再生と停止。

5:ズームアウト
シーケンスをズームアウトすることができます。連打するくらいかなり使います。

6:ズームイン
シーケンスをズームインすることができます。かなり使います。

7:トラックの前方選択ツール
クリックしたクリップから右側のクリップを全て選択してくれます。
結構使います。

8:トラックの後方選択ツール
クリックしたクリップから左側のクリップを全て選択してくれます。
僕はあまり使いません。

9:消去
何かにおいて消去するときに使用します。いわゆるdeleteです。

10:ネスト
中級〜上級者向け。 数台あるカメラや、複雑なタイトルなどレイヤーが重なるブロックを
1本の部分クリップに変換してくれます。

11:リップル削除
いらないクリップを空間ごと、縮めて削除してくれます。
割と使いますし便利です。「消去」と使い分けて編集すると便利です!

12:ラベル
中級〜上級者向け。 クリップやテロップが何枚も増えてくると
クリップを「ラベル」で色分けすると便利です。
右クリックで「ラベル」から色を変えることもできます。

ショートカットが効かない時の対処法
せっかくショートカットキーを設定したのに、「効かない!」なんてこともあります。
そんな時は、以下3つの対処法をお試しください。
①設定したショートカットキーを確認
ちゃんと自分が設定したカスタムになっているか確認して下さい。
②入力モードを「ひらがな」でなく「英数」に
Windowsでよくあります。
テキスト入力のために全角文字入力にしている場合は、半角文字入力に変更しましょう!
③プレミアプロを再起動
大抵のエラーはこれで直ることが多いです。試してみましょう!
困ったら「command +Z」、
Windowsの方は「control +Z」で、作業を1つ戻しましょう!

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