Premiere Pro 基本の使い方
- asobistudios1209
- 7月20日
- 読了時間: 7分
更新日:7月29日
Adobe Premiere Pro初心者によくある悩みですが、
基本の使い方さえ知っておけばスキル0からでもすぐに編集できるようになります。
この記事では、実際の編集手順をもとに「Premiere Proの基本の使い方」を解説していきます。
動画編集者として仕事をする際に必要な編集手順なので、ぜひ参考にしてみてください。

初心者でも安心!イメージで掴むPremiere Proの使い方
「Premiere Proの使い方」のイメージはこんな感じ。

フワッとですが、Premiere Proの使い方をイメージしていただけたかと思います。
1つ1つステップを踏んでいけば、難しい作業は1つもありません。
初心者でも安心!イメージで掴むPremiere Proの使い方
「本当にスキル0からでも大丈夫なの?」とまだ心配な方のために、
初心者でもすぐに使える3つの理由も解説しておきます。
全機能を使う必要はない→ 基本の編集スキル5つさえ身につければOK。
初心者であれば、Premiere Proの全機能を使いこなす必要はありません。
まずは、後述する「基本の編集スキル5選」だけ身に付ければOKです。
難しい編集については、直面した際にその都度、調べて対応していきましょう!
解決策が見つけやすい→ 多くの使用者がおり、検索や公式ガイドなどで情報が豊富。
Premiere Proは使っている人も多いため、困った時にも解決策が見つかりやすいです。
7日間の無料体験あり→ まずは無料で試し、気に入れば
月額プラン(月額 ¥3,280~、クリエイティブ全アプリ月額 ¥7,780~)も可能。
Premiere Proでは、7日間の無料体験が利用できます。
「購入前に、まずはお試しで触ってみたい!」という方は
「7日間無料体験」を利用してみるのもオススメ。
編集の流れはたったの5つ!プレミアプロの基本操作
Premiere Proのソフトを目の前にしても恐れ入ることはありません!
編集の流れで必要なPremiere Proの基本操作は、以下の5つです。
Premiere Proの基本操作
プロジェクトを作成する
ワークスペースを理解する
素材を読み込む
動画を編集する
動画を書き出す
1つずつ、解説していきます。
STEP1:プロジェクトを作成する
Premiere Proを立ち上げると、下のような画面が開きます。

左上の「新規プロジェクト」のボタンをクリックします。

プロジェクトの「名前」、保存する「場所」を決めて「OK」をクリックします。

これで新規プロジェクトを作成することができます。
STEP2:ワークスペースを理解する
新規プロジェクトを作成すると、下のようなワークスペースが開きます。

ワークスペースとは、編集作業するためのテーブルのようなもの。
ワークスペースを構成している小さなわくのことを「パネル」といいます。
それぞれのパネルの機能は、以下の通りです。

使いやすいようにパネルの位置を変えたり、追加・削除することも可能です。
STEP3:素材を読み込む
ソフト内に素材を読み込んでいきます。
素材のファイルを掴んでドラッグ&ドロップでインポートしましょう。

読み込んだ素材はドラッグ&ドロップでタイムラインに配置します。

すると、シーケンスデータも作成されます。

いくつかの編集用語が出てきたので、次の「STEP4:動画を編集する」の項目で合わせて解説します。
STEP4:動画を編集する
ここまで準備ができたら、実際に編集作業をはじめます。
編集する際に知っておくべき機能や用語を下にまとめました。

また、Premiere Proのタイムラインは「レイヤー」と呼ばれる層で構成されています。

上のレイヤーになればなるほど、動画では1番表に表示されます。
素材が隠れてしまうことのないよう、レイヤーの順序にも気をつけて配置しましょう。
STEP5:動画を書き出す
編集し終えたら、最後に動画を書き出します。
「⌘+M(Ctrl+M)」で書き出し設定のウィンドウを開き、
「ファイル名」、保存する「場所」「プリセット」「形式」を指定して「書き出し」をクリックします。

YouTube用の動画を書き出す場合は、
形式:H.264
プリセット:ソースの一致:高速ビットレート / 高品質1080p HD
で指定しておけばOK。
クライアントから指定がある場合には、そちらを優先しましょう。
これで、書き出し作業が終わると、指定した保存先に動画が出力されます。
初心者が覚えるべき基本の編集スキル5選
Premiere Proの基本操作がわかったところで、
初心者が覚えるべき基本の編集スキルを5つご紹介します。
初心者はまずこの5つのスキルを習得すればOKです。
全て基本のスキルになりますので、1つずつしっかり身に付けましょう!
①カット
編集作業で1番最初にやるのが「カット」です。
素材をタイムラインに並べたら、不要な部分をカットしていきましょう。
STEP1 削除部分の先頭で編集点を追加
再生ヘッドを削除したい部分の先頭に移動させ、レーザーツールで編集点を追加します。

STEP2 削除部分の最後で編集点を追加
再生ヘッドを削除したい部分の最後に移動させ、レーザーツールで編集点を追加します。

STEP3 クリップ削除
選択ツールに切り替え、
削除したい部分を選択し「⌥+Delete(Ctrl+Delete)」でクリップを削除します。

STEP3 繰り返し
あとは、①〜③の繰り返しです。
上記はカットの基本ですが、
動画編集者として仕事でPremiere Proを使っていくのであればショートカットの使用は必須です。
はじめからショートカットキーでの編集に慣れておくと編集速度が上がってオススメです。
②テロップ入力
カットして動画全体の尺(長さ)が決まったら、テロップを入力しましょう。
STEP1 新規テキストの作成
テキストツールに切り替え、テロップを入れたい部分に再生ヘッドを移動させます。

STEP2 テキストを入力
プログラムパネル上で1クリックするとカーソルが現れるので、テキストを入力します。

STEP3 テキストの調整
キーボードで「ESC」を押した後、選択ツールに切り替え、
エッセンシャルグラフィクスパネルでテキストの調整をします。
STEP4 繰り返し
あとは、①〜③の繰り返しです。
テロップ入力は、編集の中でも1番時間のかかる作業です。
ショートカットキーを使ったテロップ入力を使って編集速度を上げていきましょう。
③音量調整
動画、BGM、SE(効果音)の音量調整も忘れずにおこないましょう。
1番簡単な音量調整の方法は、「オーディオトラックミキサー」です。

下記の数値を目安にしながら、音量を調整してみてください。
音量の目安
音声(トーク)::-5dB~-10dBらい
BGM:-15dB~-35dBくらい
SE:-2dB〜-18dBくらい
BGMや効果音は、素材によって元々の音量が異なります。
音量調整の際には、数値だけでなく自分の耳で確認して音量を調整しましょう。
視覚的に音量を確認したい場合は、「オーディオメーター」を使うのもオススメです。

オーディオメーカーは、赤色に振り切っているとうるさすぎのサイン!
これらを目安にしながら、心地の良い音量に調整しましょう◎
④画像挿入
動画素材と同様に、画像の挿入も可能です。
イメージ写真やイラストを挿入すれば、動画の内容をよりわかりやすく伝える手助けになります。
STEP1 画像をタイムラインに挿入
動画素材と同様に、読み込んだ画像素材をドラッグ&ドロップでタイムラインに配置します。

画像がきちんと表示されているか、配置するレイヤーの位置も確認しましょう。
STEP2 エフェクトコントロールで調整
画像クリップを選択した状態で、エフェクトコントロールで数値を調整します。

マウスで画像を動かしたい場合は、

エフェクトコントロールパネルの「モーション」部分をクリック
プログラムパネル上の青枠で囲われた画像を掴んで移動させる
で、モニター上で直接、移動させることができます。
④色味の調整
見やすい動画にするために、書き出し前に色味の調整もしましょう。
今回は動画全体の色味を調整する場合で解説します。
STEP1 調整レイヤーの挿入
プロジェクトパネル内の「新規項目」から調整レイヤーを作成します。

作成した調整レイヤーをドラッグ&ドロップでタイムラインに挿入し、
動画全体の長さまでクリップを伸ばします。

STEP2 Limetriカラーの適用
挿入した調整レイヤーを選択し、Lumetriカラーパネルで項目を設定します。

メニューバーの「ウィンドウ」→「Lumetriカラー」で表示させられます。 |
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STEP3 基本補正を設定
Lumetriカラーパネル内の「基本補正」で色味の調整をします。

Lumetriカラーで調整すべき項目
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調整するとどんな色味になるのかも確認した上で、色味調整をしましょう!

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